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NBA15-16シーズン、優勝はレブロン率いるキャブスに!両チームのスタッツも公開

   

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2015年10月末から続いていたNBAのシーズンが終わった。かつて無いほどの注目を浴びつつ、歴史的な名勝負となったファイナルはキャバリアーズが1勝3敗から3連勝して逆転優勝というNBAファイナルの歴史上はじめての展開で幕を閉じた。そして2年前に故郷クリーブランドに帰って来たレブロンは、自身の力で初めての優勝をもたらした。ファイナルMVPを獲得したのはレブロンジェイムズ。

と、ここまで聞くと今回のNBAファイナルはレブロンだけが主役だったかのうようにも聞こえるが、本当の主役は他にいた。それは、NBAファイナル記録となる32本のスリーポイント(それまでの記録はスパーズのダニーグリーンが持つ27本)を記録したステフカリーでも無かった。真の主役は、カイリーアービングだった。アービングはNBAファイナルを通じて好調を維持。あらゆる面でレギュラーシーズンMVPのステフカリーを圧倒していた。シリーズを通して、特に試合終盤の勝負どころでキャブスの攻撃面を引っ張っていたのはレブロンではなく、カイリーアービングだった。

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NBAファイナル第7戦、同点の場面で残り55秒。ここでキャブスが選択したのはカイリーアービングのアイソレーションだった。NBA最高とも言われるハンドリングとステップワークで僅かなスペースを作り、誰もが予想もしなかったタイミングで放ったスリーポイントは見事にリングに吸い込まれた。

そもそもアービングの得点能力は並はずれたものであった。どこからでも、誰が相手でも巧みなドリブルで翻弄し、思うがままに得点を重ねることが出来た。

2011-2012シーズンにキャブスから全体1位指名されたカイリーアービングは、持ち前のテクニックと勝負強さでまたたく間にスターダムを駆け上がった。ルーキーイヤーに出場したライジングスターチャレンジでMVPを獲得し、その年はドラ1に恥じない活躍でルーキーオブザイヤーを獲得。翌年2013年に開催されたオールスターウィークエンドのスリーポイントコンテストで優勝を果たすと共に、2年目にしてオールスターゲームに出場。そのさらに翌年2014年にはスターが入り乱れるオールスターゲームにおいて、オールスターMVPを獲得。同年、アメリカ代表として世界選手権を戦い、金メダルを獲得しつつ大会MVPに輝く。そして翌2015年には3年連続でオールスターに出場し、その年初めてオールNBA3rdチームに選出された。

ほんのわずかなキャリアでここまでの実績を積み重ねる選手は、他に例を見ない(強いてあげるならスパーズのカワイレナードもなかなかのものだ)。そして、迎えた今シーズンのNBAファイナルで、レブロンジェイムズよりもステフカリーよりも輝いていたのが、カイリーアービングだった。ここで、NBAファイナル2016のスタッツを見てみよう。

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確かにレブロンのスタッツは怪物級である。だが、攻撃面に関して実際に勝負どころでキャブスを引っ張っていたのは、カイリーアービングだった。実際にファイナルMVPが発表された時も、カイリーを求める声が止まなかった。

 

今シーズンのウォリアーズは、破壊的に強かった。それは73勝9敗というNBA記録を作ったことからも明らかだ。昨年に続き、「カリーの実力は認めるが、真のMVPは別の奴だ」という意見が多く出ていた中で、最大のライバルとされるレブロンに、個人としてもチームとしても負けてしまったのは、カリーのキャリアを傷つける結果となってしまったかもしれない。

そして結果論ではあるが、このシリーズの行方を左右したのは第5戦のドレイモンドグリーンの欠場という見方もあるが、それは今となってはどうしようもないことだ。

そして、シーズン開幕前に契約を渋り続けて超高額契約を結んだトリスタントンプソンは、無くてはならない活躍をした。契約額に見合うとまでは言えないかもしれないが、結果的に優勝できたのだからお互いにとって最善の契約であったと言える。

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試合が決まった直後に泣き崩れるほど喜びをあらわにしたレブロンの来シーズンの契約はプレイヤーオプションだ。優勝したからすぐにおさらばとは行かないと思われるが、唯一であり最大の目標を達成してしまったレブロンが新たなチャレンジを求めて移籍をすることも0%とは言えないと思っている。

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