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【NBA’15-’16シーズン】後半戦の展望と個人賞予想

      2016/06/18

シーズン前半を振り返る

イースタンカンファレンス順位表

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まずはイースタンカンファレンス。キャブスが首位は順当。シーズン開幕当初、調子の良いチームが多かったイースタンカンファレンス。一時期は勝率5割を超えているチームが12チームもあるほどであったが、気が付けばいつも通りといった印象。当ブログにおいてもシーズン開幕前に各チームの勝敗予想を行っていたが、予想を大きく上回るほど勝っているチームは現れなかった。しかし、個人的にインディアナペイサーズはかなり健闘していると感じている。デビッドウェストとロイヒバートを放出し、インサイドが弱体化。ポールジョージの調子が戻るかもわからない状況で見よう見まねのスモールバスケットを取り入れたペイサーズは正直に申し上げるともっと負けると予想していた。

一方で、期待はずれに終わっているチームは多い。特にワシントンウィザーズアトランタホークスシカゴブルズといった昨シーズンの上位チームが振るわない。ニューヨークニックスは昨シーズンよりは勝ち星を大きく増やしているものの、ポルジンギスがこれだけ大当たりであったのだからプレーオフ圏内には入っているべきだ。

 

ウェスタンカンファレンス順位表

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ウェスタンカンファレンスのサプライズチームはなんと言ってもゴールデンステイトウォリアーズ。昨シーズンのNBAチャンピオンである為、チームが強いこと自体は勿論認識していたが、まさかここまでとは。このまま主力に怪我がなければシカゴブルズが持つ72勝10敗というNBA記録を上回ること間違いなしといった感じ。他にも上位のサンアントニオスパーズオクラホマシティサンダーが昨シーズンを大きく上回るペースで勝ち星を重ねている。ポートランドトレイルブレイザーズも世間的にはサプライズチームであるが、個人的にはここまでのところ予想通りの結果と言える。

一方で期待はずれのチームはヒューストンロケッツ。絶対的エースのジェイムスハーデンがいる限り大きく崩れることは無いと考えられていたが、まさかのプレーオフ圏外のカンファレンス9位でオールスターブレークを迎えてしまった。他、フェニックスサンズニューオーリンズペリカンズも期待はずれに終わっているが、多くの怪我人によるものであるためロケッツほどのインパクトはない。

 

 

イースタンカンファレンス、後半戦展望

クリーブランドキャバリアーズ

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キャブスは(というかレブロンがいるチームは)常に照準をプレーオフに合わせているため、これからの後半戦で体力の温存に走る可能性が高い。何故なら彼らはイースタンカンファレンスに敵無しだと考えているためだ。そして、NBAファイナルで当たるウェスタンカンファレンスのチーム(恐らくGSWかSASかOKC)にここからレギュラーシーズンの勝率で上回ることは難しいため、どっちみちホームコートアドバンテージを取ることは出来ない。となると、レブロンとキャブスが残りのシーズンでやるべきことはプレーオフにベストコンディションで望むことだけだ。

トロントラプターズ

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ラウリー&デローザンのオールスターコンビのケミストリーはどんどんと上がってきている。ケミストリーもさることながら個々の選手としても実力を伸ばしてきており、彼らのサポートでいるヨナスバランチュナスやルイススコラ、テレンスロス、コーリージョセフ、ビスマックビヨンボ、パトリックパターソンらもいい働きをする。だが、プレーオフでキャブスを倒すには少しパンチが足りない印象。

シカゴブルズ

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予想外の苦戦は主力選手の相次ぐ故障によるもの。ジョアキムノアが肩の怪我でシーズン終了すると、後に続くようにニコラミロティッチ、パウガソル、タージギブソンらが代わる代わる欠場。これまで鉄人っぷりを見せていたジミーバトラーまで怪我に見舞われた。ローズは珍しく健康であるがプレーは全く冴えず、後半戦に向けて唯一の明るい材料はイトゥアンムーアのみ。全く優勝候補にあげられるチーム状況ではない。チームは高齢化が進むが、1巡目ドラフト指名権を2つ持っているのが救い。(1つは自チームの、1つはキングスのTOP10プロテクト。)

シャーロットホーネッツ

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またしてもMKGを怪我で失ったが、代わりに入ったコートニーリーはリーグ屈指の堅実さを持つ選手で攻守に貢献度が高い。アルジェファーソンの復帰も間近に迫ってきており、リーグ屈指の層の厚さを誇る。

デトロイトピストンズ

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オールスターブレーク時点でプレーオフ圏外の9位であるが、8位までわずか0.5ゲーム差。トレードでマジックのトバイアスハリスを獲得し、フロントコートに厚みが増した。もしもトバイアスハリスがチームに全くフィットせずにプレーオフを逃すようなことがあれば、ハリスの重い契約がのしかかりチーム状況は苦しくなってしまう。しかし昨シーズンまでのドラモンド&モンローのツインタワーが全くうまくいってなかったように、ドラモンドとプレーする選手であればトレードで放出したエルサンイルヤソバのようなスリーポイントを得意とする選手の方がフィットするのは明白だが、果たしてどうなるか。

ミルウォーキーバックス

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昨シーズン途中にマイケルカーターウィリアムズを獲得してから急激に調子を落としたバックスは、オフシーズンにグレッグモンローを加えるも調子は上がらず。チームにはヤニスアントテクンポやジャバリパーカー、クリスミドルトンなど若くて実力もあり勢いのある選手がそろうが、どうも上手くいっていない。

 

 

 ウェスタンカンファレンス、後半戦展望

ゴールデンステイトウォリアーズ

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絶好調なチームに当然トレードは無し。シカゴブルズが持つ72勝10敗のNBA記録を更新するためには、残りの30試合を25勝5敗以上の成績が必要となる。一見するとかなり難しくも見えるが、ウォリアーズのオールスターブレイク時点での成績は48勝4敗であるため、主力(特にステフカリー、クレイトンプソン、ドライモンドグリーンの3人)に怪我がなければほぼ間違いなく更新することになりそうだ。

 

ロサンゼルスクリッパーズ

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クリスポール、ブレイクグリフィン、デアンドレジョーダンの主力3人がプレイヤーとして最も脂がのっている今シーズンのクリッパーズは、勝負の年であった。オフシーズンにデアンドレジョーダンとの再契約に成功し、ベンチにポールピアース、ランススティーブンソン、パブロプリジオーニ、ウェスリージョンソン、ジョシュスミスらを揃えて打倒ロケッツ(昨プレーオフで1勝3敗から逆転負け)、いや、打倒ウォリアーズに燃えていた。しかし、序盤戦でつまづきスタードダッシュに失敗。が、皮肉にもブレイクグリフィンを怪我で失ってからチームは息を吹き返し、オールスターブレイク明けの初戦でもスパーズに圧勝するなど19勝5敗(通算36勝18敗)という好成績を残している。トレードデッドライン間際にグリズリーズからジェフグリーンを獲得し、ブレイクグリフィンが抜けた穴を埋めることに成功した。これで、グリフィンが戻ってからもジャマールクロフォードとともにベンチからの強力なワンツーパンチが生まれる。強豪チームで有り続けているクリッパーズは一見順風満帆にも見えるが、実はチーム創設以来いまだにカンファレンスセミファイナルを突破した経験がない。サラリーキャップはオーバーし、向こう3年のドラフト指名権の大半を失ったクリッパーズは見た目以上に追い込まれている。

 

メンフィスグリズリーズ

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トレードデッドライン間際にコートニーリーとジェフグリーンを放出し、将来のドラフト指名権を複数得た。この動きは明らかに将来に向けた動きである。ここ数年、中途半端に強豪チームであったグリズリーズにとってはマルクガソルの怪我はチームを刷新するには良いきっかけになったかもしれない。2016ドラフトの1巡目指名権はナゲッツに放出しているが、1-5位と15-30位という変則のプロテクトがかかっているため、今シーズンはプレーオフにギリギリで出ることが最大の狙いとなる。

 

ポートランドトレイルブレイザーズ

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大胆にロスターを入れ替えたブレイザーズは、若い才能と勢いが爆発。ウェスタンカンファレンスでプレーオフ争いを演じている。リーグで最もサラリー総額が低いため、大物FAを2人受け入れるだけのサラリーキャップを持つが、そのためにはチームの魅力を伝える必要がある。チームのエースであるリラード&マカラムはどちらも乱発気味である為、オフェンシブなインサイドプレイヤーからすると余り魅力的なチームには映らない。

 

ユタジャズ

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今シーズンのサプライズチームになると予想されていたジャズは、相次ぐ主力の怪我により調子を上げられずにいた。しかし、ゴベールが復帰すると持ち前の守備力が見え始め、徐々に調子を上げてきている。後半戦、グリズリーズ、マーベリックス、ブレイザーズ、ロケッツらと共に5チームで4つの席を争うことになりそうだ。

 

デンバーナゲッツ

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プレーオフに進むのは難しそうだが、チームにはニコラヨキッチ、ウィルバートン、エマニュエルムディエイ、ユースフナーキッチ、ゲイリーハリスら若い才能に溢れている。2016ドラフトでは1巡目指名権を4つ持ち、希望に溢れる将来が楽しみなチームの一つだ。

 

個人賞予想

MVP

ステフカリー(GSW)

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昨シーズンステフカリーとMVP受賞を競ったジェイムスハーデンはロケッツの不調により今シーズンは候補外。ルーキーオブザイヤーとは違いMVPの受賞にはチーム成績が伴っていることが条件となるため、弱小チームの孤軍奮闘エースがMVP候補に上がることはほとんどありえない。昨シーズンのロケッツがそうであったように、各カンファレンス2位までがMVPの受賞圏内であると考えられる。それを踏まえると、今シーズンのMVP候補は現状GSW、SAS、CLE、TORの4チームの中の誰かとなる。各チームのエースはステフカリー、カワイレナード、レブロンジェイムズ、カイルラウリー。しかし今の段階ではステフカリーが他を圧倒している。

 

ルーキーオブザイヤー

カールアンソニータウンズ(MIN)

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今年のルーキーは豊作で多くのルーキーが既にチームの主力として活躍しているが、ルーキーオブザイヤー候補筆頭はカールアンソニータウンズ。次いでクリスタプスポルジンギスがリーグに衝撃を与えているが、タウンズほどの安定感は無い。ジャリルオカフォーもチーム成績は差し置いてローポストで得点を重ねている。他、ディアンジェロラッセル、マリオヘゾンヤ、ウィリーコーリースタイン、エマニュエルムディエイ、スタンリージョンソン、フランクカミンスキー、ジャスティスウィンズロウ、マイルズターナー、デビンブッカー、ボビーポーティス、ニコラヨキッチらが安定して試合に出場している。

中でもデビンブッカー、マイルズターナー、ニコラヨキッチは後半戦ブレークの可能性を秘める。

 

6thマンオブザイヤー

ウィルバートン(DEN)

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ジュルーホリデイ(NOP)

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ベンチからチームに勢いをもたらす6thマンは、NBAにおいてはスタメンと同様に大事な役割として認識されている。チームのバランスを考えてベンチからの出場となっているものの、実力的にはチームのTOP3に入るような選手が6thマンと言われる選手だ。デンバーナゲッツのウィルバートンは昨シーズン途中にブレイザーズからナゲッツに移籍してくると突如ブレークを果たして、今シーズンもその勢いそのままでベンチからの得点ではリーグベストの平均15.5点をあげている。対抗馬としてはニューオーリンズペリカンズのジュルーホリデイ。ホリデイは開幕時はスタメンであったが、12月にタイリークエバンスが復帰すると6thマンに。シクサーズ時代にはオールスターにも出場しているホリデイはベンチからの出場になるとパフォーマンスが安定。再びエバンスが怪我をしてからも6thマンとして出場し続けている。オールスターブレーク突入時ではウィルバートンを上回る勢いであった。

他、候補にあげられるのはディアンジェロラッセル、ジャマールクロフォード、ジェフグリーンあたりだが、上記の2人には遠く及ばないレベルである。

 

MIP(Most Improved Player)

CJマッカラム(POR)

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リラード以外のスタメンが一気に抜けたブレイザーズには、マイヤーズレナード、メイソンプラムリーら多くのブレーク候補が居たが、特に成績を大きく伸ばしたのがCJマッカラム。昨シーズンよりも平均得点を約14点伸ばしており、開幕戦で記録したキャリアハイの37点は衝撃的であった。対抗馬はウォリアーズのドレイモンドグリーン。主要スタッツのほとんど全てでキャリアハイを記録しており、中でもアシスト数が3.7→7.2と倍増している。ウォリアーズのエースは紛れもなくステフカリーであるが、ドレイモンドグリーンの活躍は正に影のMVPといった感じ。他、レジージャクソン、カワイレナード、アンドレドラモンド、ステフカリー、ウィルバートンあたりもMIP候補であるが上記の2名には少々劣るか。

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