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NBA現役No.1ピュアシューターは誰?勝手にランキング

      2016/06/18

歴代No.1シューターはステフカリー

最初に言ってしまうが、ステフカリーが歴代No.1シューターであることに疑いの余地はない。試合を見ていると過去の名プレイヤーや実況なども口を揃えて「ステフカリーが歴代でもトップだ」と断言している。あのレジーミラーですらそう言っている。今後はスリーポイントに関する数々の記録を打ち破って行くこと間違いなしだ。

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上のランキングは、現時点でのスリーポイント成功数のランキングである。3位のジェイソンテリーは少し意外だが、現在の所レイアレンの圧倒的な記録が2位以下を大きく引き離している。

 

現在31位のステフカリーは、今シーズン1試合平均5本ものスリーポイントを決めている。今シーズン多少の欠場をしたとして、残り50試合を今のペースで決め続けると今シーズンだけで累計1568本の19位にまで上昇することになる。

 

ステフカリーは現在27歳だ。少なくともあと7年程度は第一線で活躍すると考えられる。その間毎シーズン70試合、平均3本のスリーポイントを決めるとすると210×7=1470本が先程の1568本に加わり、合計3038本になり、レイアレンの偉大な記録を更新する計算となる。

 

かなり現実的、むしろ若干弱気な見積もりでこの数字な為、怪我なく試合に出続けることが出来ればキャリアで4000本のスリーポイントを決めることも可能だと私は思っている。少なくともレイアレンの記録を超えることが出来ないという可能性は限りなくゼロに近い。
 
 




 
 

ピュアシューターはちょっと違う?

No.1シューターはステフカリーだが、一般的な定義として「ピュアシューター」ってなるとちょっと定義が変わってくるのかなと思っている。

 

てなわけで、当記事における現役No.1ピュアシューターランキングは、「よりシューターとして特化されている選手で、シュート力で生き残っている選手」という条件の元、ランキングをつけてみた。

 

またこれは個人的な印象かもしれないが、スリーポイントが上手いだけのとピュアシューターは異なると思っている。例えば元スパーズのブルースボウエンはスリーポイントを40%近く決めていたが、フリースローは僅か57.5%であった。

他にはマットボナーなんかもボウエンほどでは無いが同じイメージ。シュートが上手いのではなく、スリーポイントが上手い人たちだ。スパーズばかりだ。鬼軍曹グレッグポポビッチがどれだけスリーポイントの練習をさせているのかがうかがい知れる。恐るべし。

 

 

なので、記録ベースというよりは最近NBAを見ていて個人的に「あー、こいつシュート上手いなー」って思う選手を選抜。あくまで実績ベースではなく、印象ベース。「現時点での個人的なランキング」というニュアンスで見て欲しい。

 

10位:ジェイソンテリー(HOU)

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現役ピュアシューターランキング第10位はジェイソンテリー。自身の名前に由来する「JET(航空機)」ポーズは、勝負どころで3ポイントを決めた時などに飛び出す。現在はジャーニーマンとしてベテランの力を必要とするチームを渡り歩いているが、ホークスに指名されたルーキーイヤーには、オールルーキー2ndチームに選出。

マーベリックスでもチームの主力選手として活躍。08-09シーズンにはベンチからの出場ながらアウトサイドシュートを武器に平均19.6得点をあげ、6thマン賞を受賞した。

 

体に衰えは見え始めるがいまだにそのシュート力は健在。スターティングPGのパトリックビバリーが怪我で出場不可。今オフに獲得したタイローソンはチームにフィット出来ない。という窮地ではスポットでスターティングPGを務めるなど、必要あらばまだまだ働けるというところを証明した。

 

 

通算スリーポイント成功率は38%。

スリーポイント成功数歴代3位という実績は、10位にするには忍びない。

 

 

9位:マーカスソーントン(HOU)

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現役ピュアシューターランキング第9位はマーカスソーントン。7年目にして6チーム目となる今シーズンは、僅かながらその輝きを取り戻している。

2順目指名ながらオールルーキー2ndチームに選出され、翌シーズン途中にホーネッツからキングスに移籍するとその才能が開花。シーズン途中からながら平均21.3得点を記録した。

その後のキャリアは目立った実績もなく下り坂。ディフェンスが良くない点や素行不良の節があるために安定してスタメンで出続けることは無いが、出場時間さえもらえれば持ち前のシュート力を発揮し要所要所で得点を重ねる。チームがピンチのときに良い働きを見せる。

自らオフェンスをクリエイト出来る力もあり、ふてぶてしい見た目に負けず劣らずの強心臓っぷりも見せつけクラッチタイムでも頼りになる存在。

 

 

通算スリーポイント成功確率は36.3%。

これからもジャーニーマンとして長いことNBAに居続けるであろう、オフェンスのスペシャリストだ。

 

 

 

8位:エリックゴードン(NOP)

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現役ピュアシューターランキング第8位はペリカンズのエリックゴードン。2008年のドラフトでクリッパーズから1巡目8位指名を受ける。ルーキーイヤーから持ち前の得点力とシュート力を発揮し、大半がスタメンとしての出場で、スリーポイント成功率38.9%、フリースロー成功率85.4%で16.1得点を記録。オールルーキー2ndチームに選出された。

その後も着実に成長を遂げ、2年目のシーズン終了後に迎えた2010年世界選手権アメリカ代表メンバーに抜擢。チーム4番目の平均8.6得点をあげた。3年目のシーズンには平均22.3得点を記録。シーズンオフに敢行されたクリスポールを含むホーネッツ(現ペリカンズ)との大型トレードの主要人物となった。

新天地で迎えた新シーズン。シーズン後にFAを迎えるということもあり、ゴードンは自分の契約のためにもエースとしてホーネッツを引っ張っていく必要があったのだが、その矢先。元々怪我がちであったゴードンだが、開幕戦で膝を負傷して長期の戦線離脱を余儀なくされてしまう。

復帰をしたのはシーズン終了間際の4月4日。僅か9試合の出場にとどまりながらも平均20.6得点を記録。そのポテンシャルの高さを感じさせるには十分だった。

シーズン後にはサンズから提示された4年$58millionの大型契約にサイン。その後ホーネッツがサンズの契約にマッチしたことによりゴードンはそのままホーネッツに残る形となった。

 

今シーズンはその大型契約の最終年。怪我に悩まされ続けているゴードンはペリカンズでは思うような活躍ができていないため、今シーズンは新たな大型契約を勝ち取るためには重要なシーズンである。

 

 

通算スリーポイント成功確率は37.9%。

NBAのエリートで有り続けられるかどうかは、今シーズンの自身の活躍とペリカンズの成績にかかっている。

 

 

 

7位:ニックヤング

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現役ピュアシューターランキング第7位は、レイカーズのニックヤング。「ピュアシューター」と呼ぶには少々荒削りだが、自身のシュート力には圧倒的な自信を持つ。

露骨なアイソレーションからの強引なロングレンジシュートは、平凡な選手であれば無謀で無茶なシュートになるが、ニックヤングのそれは不思議とリングに吸い込まれていく。非凡なタフショットメイカー。

シューティングガードのポジションでありながらキャリアの平均リバウンド2.0平均アシスト1.0は、NBAのアベレージを大きく下回る。それでもニックヤングが試合に出続けられる理由は、やはりそのシュート力と得点力にほかならない。

一度乗ったら止められないニックヤングのオフェンスゲームは、見ていてワクワクするものがある。

 

通算スリーポイント成功確率は37.7%。

あの最悪なシュートセレクションでこの確率。やはりニックヤングのシュート力はNBAでも随一だ。

 

 

6位:アンソニーモロー(OKC)

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現役ピュアシューターランキング第6位は、サンダーのアンソニーモロー。’08-’09シーズン途中にドラフト外から突如現れたアンソニーモローはウォリアーズに所属し、リーグNo.1のスリーポイント成功率である46.7%を記録した。ルーキーがスリーポイント成功率でNo.1になるのは後にも先にもこれが初めての出来事。それをモローはドラフト外からやってのけた。

また、初スタメンの試合でフィールドゴール15/20を含む37得点を記録。こちらの記録も、ドラフト外ルーキーの初スタメン試合としては歴代でNo.1の成績である。どんな記録であれ、NBAという群雄割拠の中で唯一無二の記録を2つも持つモローは只者ではない。

ドラフトが豊作であった為オールルーキーチームに選出されることはなかったが、ドラフト外でありながらNBAの歴史に名を刻む結果となった。

 

その後もスリーポイントのスペシャリストとしてネッツ→ホークス→マブス→ペリカンズと渡り歩き、今のOKCサンダーに行き着く。チームのエースとなることは無いが、貴重なベンチからの得点源として渋い活躍を続けている。

 

通算スリーポイント成功確率は42.9%。

圧倒的なシュート精度を誇るアンソニーモローは、紛れもなくNBA屈指のピュアシューターだ。

 

5位:スティーブノヴァック(OKC)

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現役ピュアシューターランキング第5位は、OKCサンダーのスティーブノヴァック。疑いの余地がないシュート力を誇るスティーブノヴァックだが、リーグ在籍11年、残念ながら日の目を見ることはほとんど無い。

そんなノヴァックのキャリアイヤーは’11-’12シーズンのニューヨークニックス時代。シーズンを通して平均19分の出場ながら2.5本のスリーポイントを47.2%の確率で決めた。この47.2%という確率は’11-’12シーズンにおけるリーグNo.1の記録であった。スリーポイントのみが武器の選手であるノヴァックにとって一度でもリーグをリード出来たというのは自身のNBAキャリアにおいては非常に大きい出来事となった。

その後は数チームを渡り歩くが、残念ながら目立った活躍は出来ていない。因みにキャリアの平均得点は4.8得点。そのうちのなんと3.9得点はスリーポイントで稼いでいるという、正真正銘スリーポイントのスペシャリストだ。

 

 

通算スリーポイント成功確率は43.1%。

少ない時間とチャンスでもしっかりとスリーポイントを決めてくるあたりは、流石の一言。

 

 

4位:ダークノビツキー(DAL)

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現役ピュアシューターランキング第4位はマーベリックスのダークノビツキー。ポストアップからのワンモーションでの「ワンレッグフェイダウェイ」がノビツキーのシグネイチャームーブ。

 

生涯マーベリックのダークノビツキー率いるチームは、’05-’06シーズンに60勝をあげ、ウェスタンカンファレンス2位でプレーオフを迎える。ウェスタン首位のスパーズを敗りNBAファイナルに進出したマブスは、当時シャック&ウェイドが率いていたマイアミヒートを相手に第2戦まで2-0とリードしていながら、そこからドウェインウェイドの圧倒的なパフォーマンスを前に、最終的に2-4で敗れる結果となった。

 

迎えた’06-’07シーズンにはフィールドゴール50.2%、スリーポイント41.6%、フリースロー90.1%で平均24.6得点を記録。ちなみにこの50-40-90は超一流のシューターのみが達成できるとされる。過去に記録をしたのはラリーバード、レジーミラー、スティーブナッシュ、ケビンデュラントら僅か6名。今シーズンでは今の所ステフカリーケビンデュラントのみが該当している。これはピュアシューターと呼ぶにはふさわしい記録だ。

この’06-’07シーズンにはフランチャイズハイの67勝をチームにもたらし、シーズンMVPを獲得。「いざプレーオフで昨年の雪辱を。」という矢先、なんと1stラウンドで#8シードのウォリアーズに敗れるという波乱が起きた。なお、1stラウンドが7試合制になってから#1シードが初戦敗退したのはNBA史上初めてのことであった。

 

記憶に新しい’10-’11シーズン、ノビツキー率いるマーベリックスは念願のNBAチャンピオンに輝く。ファイナルの対戦相手は5年前に同じくNBAファイナルで敗れた因縁のマイアミヒートであった。ウェイド&ボッシュ&レブロンという「3KINGs」を相手に、ノビツキーは圧巻のパフォーマンス。若干落ち目とされていたノビツキーだが、プレーオフを通して平均27.7得点を記録した。

 

シーズンMVP、ファイナルMVP、スリーポイントコンテスト優勝、オールスター出場13回、オールNBA1stチーム4回、オールNBA2ndチーム5回、オールNBA3rdチーム3回、総得点数歴代7位、プレーオフシングルシーズンでのフリースロー成功数記録保持、マブスのオールタイムリーダーin試合数&得点&リバウンド&FG成功数&スリーポイント成功数&フリースロー成功数

 

 

 

通算スリーポイント成功確率は38.3%。

通常一般的な選手が放つシュートよりも高く大きな弧を描くハイアーキングジャンパーは芸術の域に到達している。

 

 

3位:JJレディック(LAC)

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現役ピュアシューターランキング第3位は、クリッパーズのJJレディック。NCAAの大スターであるレディックは、名門デューク大に4年間在籍。3年生、4年生時にMVPを獲得。他、デューク大をはじめとしてNCAAの数々の大学記録を打ち破った。代表的なものでは、NCAAでの総得点数記録を持っていたが2009年に現トロントラプターズのタイラーハンズブローに破られた。

そんなレディックの持ち味はなんと言ってもそのシュート力。大学生の時点でスリーポイント成功率40.6%フリースロー成功率92.1%とほぼ完成されたシューターであった。

 

2006年にオーランドマジックから1順目11位指名を受けたレディックは、大学に4年間在籍して実績も残していたため、即戦力と考えられていた。しかし、思うように出場時間をもらえない中、最初の3シーズンは平均得点6.0→4.1→6.0とくすぶっていた。

 

4年目となる’09-’10シーズン。ついに事態は好転し始める。シーズン82試合に全て出場したレディックは、平均22分という短い時間ながらスリーポイントを40.5%の高確率で決め、平均9.6得点を記録。

翌’10-’11シーズンに自身初めて2桁得点に到達すると、そこからは安定の活躍。迎えた’13-’14シーズンには強豪クリッパーズと4年$27millionの契約を結んだ。以来、クリッパーズのスターティングSGとしてスリーポイントを高確率で決め続けている。

 

今シーズンは特にスリーポイントの調子がよく、ここまでのところリーグ4番目の46.0%の確率で決めている。因みにこの記録、「平均2本以上成功」という条件を加えると45.8%のステフカリーを抑えリーグでNo.1となる。

 

 

通算スリーポイント成功確率は40.3%。

NBAではこれといった記録を残せていないレディックだが、勝利をもたらす貴重なワンピースとしてこれからも活躍を続けるはずだ。

 

2位:クレイトンプソン(GSW)

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現役ピュアシューターランキング第2位は、ウォリアーズのクレイトンプソン。綺麗なシュートフォームと、シュートモーションに入ってからのボディバランスが素晴らしく、抜群の安定感を誇る。左右どちらからのステップでも同じようにシュートを放つことが出来るのがピュアシューターとしては最大の強み。(通常右利きの場合は左→右のステップが打ちやすいし、ほとんどのNBAプレイヤーも同様である)

 

チームメイトであるステフカリーの存在感が圧倒的であるため、「スプラッシュブラザーズ」としていつもセットで語られてしまうクレイトンプソン。しかし、並のチームであれば確実にエースを担う存在であるし、実際にウォリアーズにいながらもかなり印象的な活躍をしている。

 

やはり無視を出来ないのは、昨シーズンに記録した「1Q37得点」という神がかったNBA記録だ。シーズンを通して1試合平均50得点という化物記録を残したレジェンド、ウィルトチェンバレンでさえこの記録は残せていない。因みに2位はジョージガーヴィンとカーメロアンソニーが記録した1Q33得点。それを一気に4点も更新してしまった。この記録は未来永劫破られることはないかもしれない。

 

2011年に1順目11位でウォリアーズから指名されたクレイトンプソンは、オールスターウィークエンドでルーキーチャレンジに出場できなかったことで、自身を奮い立たせた。それ以後急激に個人成績を伸ばしたクレイトンプソンは、その活躍によスターティングSGであったチームメイトのモンタエリスをよそへ追い出す形に。

その後スタメンに抜擢されたトンプソンは、早速シーズンハイの26得点をたたき出す。その後も活躍を続け、最終的にはオールルーキー1stチームに選出された。トンプソンは1年目から41.4%という高確率でスリーポイントを沈めていた。

 

その後も成長を続けたクレイトンプソンは、’14-’15シーズンに本格化を果たす。1Q37得点を記録したのもこのシーズンで、オールスターにも初選出。なかなか優勝出来ないスター選手が多い中、チームとしてもあっさりといった感じでNBAチャンピオンになり、オールNBA3rdチームに選出された。

 

今シーズンはトンプソン自身は若干影を潜めているが、チームとしては破竹の開幕24連勝を記録。現地12月12日に行われた@バックスにて初黒星をつけたが、シカゴブルズが記録したNBA記録72勝10敗を破るという目標はまだ残っているため、これからも油断することなく勝ち星を重ね続けることが予想される。

 

クレイトンプソンの素晴らしい点は、そのシュート力だけではない。ちょっとやそっとの事では休まない鉄人っぷりや、ディフェンス力にも定評があるのだ。唯一欠点をあげるなら、ドライブをし始めると視野が狭くなるという点。しかしまだ25歳のクレイトンプソンはこれから成長していくことも大いに考えられるし、その欠点を補って余りあるほどの才能に溢れている。

 

 

通算スリーポイント成功確率は42.0%。

因みに最初の4シーズンを終えた時点でのスリーポイント成功数は、ステフカリー644本、クレイトンプソン784本とトンプソンがリード。1試合平均にしても2.49本vs2.56本と、ステフカリーを上回っている。

最近でこそ怪我はしていないが足首に不安を抱えていたステフカリーが、今後のキャリアにおいて思うように試合に出場出来ないようなことがあると、レイアレンが持つスリーポイント成功数の記録を打ち破るのはこのクレイトンプソンかもしれない。

 

 

 

1位:カイルコーバー(ATL)

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現役ピュアシューターランキング栄えある第1位は、ホークスのカイルコーバー。その美しいシュートフォームから放たれる正確無比なスリーポイントは、年々精度が上がり続けている。昨シーズンは49.2%という他を寄せ付けない記録を残し、史上初めての50-50-90プレイヤーまであと僅かであった。

 

そんなカイルコーバーは、大学時代からスリーポイントのスペシャリストとして鳴らし、4年間の平均スリーポイント成功率は45.3%を記録した。

 

シクサーズでのルーキーシーズンは出場機会をほとんど得られなかったが、迎えた’04-’05シーズン。コーバーは2年目にしてリーグトップの226本のスリーポイントを40.5%の確率で沈めた。

4年目の’06-’07シーズンにはキャリアハイの平均14.4得点を記録し、順風満帆な選手生活に見えた。しかし翌シーズン、突如シューティングスランプに襲われフィールドゴール成功率39.6%、スリーポイント成功率35.2%という「らしくない」成績に終わった。

 

その後ジャズ、ブルズと渡り歩くが、スタメンとベンチを行ったり来たり。ジャズとブルズでの5シーズンで、二桁の平均得点を記録することは一度もなかったが、ジャズ時代にはシーズン平均スリーポイント成功率53.6%のNBA記録を樹立し、まだまだシュート力に衰えがないということを周囲に印象付けた。

 

コーバーのキャリアをステップアップさせたのは、’12-’13シーズンにアトランタホークスと契約したのがきっかけだった。その時のコーバーは既に31歳を迎えていたが、ジャンプシュートを武器とする選手の選手生命は長い。

 

’14-’15シーズンには、所属するアトランタホークスの60勝2敗という成績に引っ張られ、33歳にして初めてオールスター選出されたほか、スポーツマンシップアウォードを受賞。昨シーズンまでの2シーズン連続スリーポイント成功率リーグトップ、NBA記録となる127試合連続スリーポイント成功と、晩年になりその活躍っぷりは勢いを増して来ている。

 

 

通算スリーポイント成功確率は43.1%。

現在歴代10位につけているスリーポイント成功数は、選手生活を終える頃には少なくともトップ5には入ることが予想される。NBA歴代最高とも言えるピュアシューターであるカイルコーバーに残された任務は、チームをNBAチャンピオンに導くことだ。

 

 

残念ながらランキングから漏れた人たち

ホゼカルデロン、ライアンアンダーソン、ダグマクダーモット、ジェームスジョーンズ、ジョディミークス、クリスミドルトン、ダニロガリナリ、マイクミラー、ケビンマーティン、マルコベリネリ、マットボナー、ダニーグリーン、ブラッドリービール、ゲイリーニール

 

 

番外編:ストリークシューター

Streakとは「ムラがある」という意味である。NBAにはストリークシューターと呼ばれる人種が存在する。ここでは番外編として、そんなストリークシューターを簡単に紹介。

 

JRスミス(CLE)

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高卒のお調子者。キャブスではレブロンにしめられているのか、おとなしめ。

 

ジャマールクロフォード(LAC)

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クリッパーズでは6thマンとして予想外に長いこと馴染んでいる。スリーポイントを好むが、一番の持ち味はキラークロスオーバー。

 

OJメイヨ(MIL)

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やる気のなさが顔に出てしまっている。見た目通りディフェンスはやる気ゼロ。ルーキーオブザイヤーの面影ナシ。シュートは入り出すと止まらない。時折、センスがキラリと光るプレイを見せる

 

ランディフォイ(DEN)

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ムラがある。というか、基本的にそんなに入らない。が、シュートはうまい。矛盾しているのはわかっています。入るときは凄く入る。

 

CJマイルズ(IND)

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5年目あたりからスリーポイントに目覚める。今シーズンはペイサーズで暴発。平均3.1本で確率は43%と優秀。顔のイメージが薄い。こんな顔だったんだ。

 

ルーウィリアムズ(LAL)

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プレッシャー大好きでベンチから得点を量産。ベンチときどきスターター。乱発気味なため平均すると確率は悪いがたまに面白いくらいシュートが入る。

 

 

 

結局ステフカリー

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ただ、なんだかんだで結局ステフカリーに叶う選手は今の所存在していない。試合の中でシュートを決める技術もさることながら、昨シーズンのオールスターウィークエンドに行われたスリーポイントシュートアウトでも優勝してしまった。名実共にベストシューターといった感じ。当分ライバルは現れないかも。

 

可能性があるのは、同じ血を引いている弟のセスカリー?

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以上、現役ピュアシューターランキングでした。最後まで読んでくれた方、お疲れ様でした。

 

 

おまけ

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今回のランキングにケビンデュラントを含まなかったのは、決してデュラントを軽視しているわけではない。デュラントがあまりにも破壊的な「スコアラー」であって、「ピュアシューター」というくくりに納まるような器では無かったからとでも言っておこう。ただし、50-40-90を記録しているケビンデュラントは紛れもなくリーグ指折りのシュート力を持っている。

 

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