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最新移籍情報、NBAのトレードデッドラインは2016/2/18

      2016/07/01

NBAのシーズンはちょうど折り返し地点を迎えている。日本のプロ野球やJリーグなんかと違い、NBAをはじめとしたアメリカのメジャースポーツでは、トレードが頻繁に行われる。エースクラスの選手であろうとチームの方向性に合わないと判断されればシーズン中であれどお構いなしだ。

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トレードされる可能性のある選手達

 

ハサーンホワイトサイド(MIA)

ハサーンホワイトサイド

昨シーズン途中突如現れてから快進撃を続けるホワイトサイドがトレード候補に挙がってる。攻守に活躍を見せるホワイトサイドであるが、スタッツの割に貢献度は低いと見られ出している。もしもホワイトサイドをトレードで放出するとしたら他にヒートには純正のセンターはいないため、センターにボッシュ、両フォワードにルオルデンやジャスティスウィンズロウ、ジェラルドグリーンらを起用したスモールラインナップを組むことになるであろう。もしくは、同じくトレードの噂があるドワイトハワードとの交換トレードの噂もある。

移籍先候補:HOU

 

ブレイクグリフィン(LAC)

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ルーキー時点で完成度の高かったブレイクグリフィンであるが、今シーズンのグリフィンは一皮むけているように見えた。少なくともシーズン開幕当初はクリッパーズはブレイクグリフィンのチームであることを周囲に見せつけた。しかし、右手を骨折して欠場するとそれまで波に乗れていなかったチームは突如調子を上げ、10連勝をしてしまう。それに加えてコート外でもチームのスタッフに暴行を加えて4試合のサスペンションをくらうなど、チームにとってのプライオリティは下がる一方になっている。

移籍先候補:DEN

 

ケビンラブ(CLE)

ケビンラブ

現在キャバリアーズはイースタンカンファレンス首位を走っており、そんなキャブスの中でケビンラブはレブロンに次いで安定した活躍を見せている。それでもケビンラブに移籍の噂が絶えない。ラブはウルブス時代からスタッツはオールスタークラスであった。それでもチームは全く勝てずに、キャブスに来るまで一度もプレーオフ出場経験がなかった。「ラブでは勝てない。」そんなイメージがこびりついていた。その原因はディフェンス面での貢献度の低さ。高さが足りないためリムプロテクターにはなれない上に、フットワークやヘルプディフェンスが良いかというとそんなこともない。ラブは典型的なオフェンス偏重型のスタッツマシーンであり、そんなラブをキャブスは見限ったのかもしれない。今オフのトレードデッドラインまでにラブが移籍する可能性はそれほど高くないが、キャブスが優勝するにはケビンラブでは物足りないのもまた事実。ウィギンスとレブロンの相性はそこまで良くないため、ウィギンスをそのまま育てるのも正解だったとは言えないが、ラブが優勝の枷となることは獲得時点でわかっていたと思うのだが。

ラブが移籍するとしたら、ボストンセルティックスが最も可能性がある。セルティックスには、ジェイクラウダー、エバンターナーなどキャブスが求めるタイプの選手が多く在籍している。CLE⇔BOS⇔NYKの三角トレードが最も現実味があるとの噂。

移籍先候補:BOS

 

ドワイトハワード(HOU)

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今シーズン最も期待はずれのシーズンを送っているチームの一つが、ヒューストンロケッツだ。昨シーズンはカンファレンスファイナルに進み、主力の大半はチームに残った。大きな戦力の上積みはなかったものの、テレンスジョーンズの復帰やクリントカペラの成長などもあり開幕前の段階では優勝候補の一角とも考えられていた。しかし、蓋を開けてみるとオールスターブレークに入る時点での成績は27勝28敗のカンファレンス9位。主力の復帰で勢いに乗るユタジャズや若手の台頭が著しいポートランドトレイルブレイザーズにまで抜かれてしまった。このままではまずいということで矛先が向いたのがドワイトハワードというわけ。ハワード自身はそこまで悪いシーズンを送っているわけでもないのだが、ジェイムスハーデンがアンタッチャブルな存在である為チームに大きな変革を起こすにはドワイトハワードをトレードの駒とするほかなかった。ハワードのトレードにはロケッツ自身が積極的である為、トレードの実現度はかなり高いと見られている。

移籍先候補:BOS、NYK、CHA、MIA

 

ジェフティーグ(ATL)

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昨シーズン破竹の勢いでイースタンカンファレンスを首位で抜けたホークスだが、ダマーリキャロルが抜けた穴は想像以上に大きかったか。キャロルの代わりにスタメンに入ったケントベイズモアは個人としては十分な活躍をしているし、ディフェンスも素晴らしい。それでもホークスの歯車は狂ってしまった。オールスターブレーク時点で31勝24敗のイースタン4位につけてはいるものの、既に昨シーズンの60勝22敗を上回る黒星がついている。主力の年齢層が高いためこれから同じロスターでの戦力の上積みが見込めない状況である為、ジェフティーグやアルホーフォードといったオールスタークラスの選手のトレードも有り得る状況となっている。ポイントガードの控えには22才のデニスシュルーダーという優秀な選手がいる。フロントコートのマイクマスカラも才能のある選手であるが、選手層の厚いホークスの中ではなかなか出場機会を得られずに居る。ホークスにとって大事な時を迎えようとしている。

移籍先候補:NYK

 

アルホーフォード(ATL)

アルホーフォード

アルホーフォード

ティーグ同様、ホークスが期待はずれのシーズンを送っていることが原因でホーフォードにもトレードの噂が。それでもホーフォードはホークスの攻守の柱とも言える存在であり、現在プレーオフ圏内のホークスにとってはよっぽどいい条件でなければ簡単には放出出来ない。それでもホーフォードに移籍の噂が出てくるのは、ホーフォードがシーズン終了後に完全FAとなるためだ。ホークスからしたら何の見返りもなくホーフォードが他チームと契約するよりは、トレードで別の戦力を得たいという考えになるのはごく自然だ。

移籍先候補:BOS

 

 

ブランドンジェニングス(DET)

ブランドンジェニングス 怪我でベンチ

ジェニングスが怪我をしている間に、チームのスターティングPGの座はレジージャクソンが射止めた。チーム自体が好調である為怪我明けのジェニングスを使う理由が見当たらない。今の所本調子ではない為本人の口から不満は出てきていないが、それも時間の問題だ。

移籍先候補:NYK、BRK、UTA、DEN、PHO、HOU

 

テレンスジョーンズ(HOU)

テレンスジョーンズ

2年目に大きな成長を遂げ、順調にキャリアを形成しているかに見えたテレンスジョーンズは、度重なる怪我の影響もあり不満の残るシーズンが続いている。今シーズンはジョーンズよりも若い21歳のカペラがスターティングPFをつとめており、ジョーンズはチームの構想に入っていないのが伺える。

移籍先候補:SAC、DET、IND、ORL、WAS

 

ルディゲイ(SAC)

ルディゲイ

得点能力はリーグトップクラスで有り続けているが、点を取ることしか出来ない。エースプレーヤーの割には何度もトレードに出されており、ゲイがエースのチームではプレーオフ出場すらままならなく、優勝は出来ないのが明白。29歳になりキャリアも終盤に差し掛かっているため、持ち前の得点能力にも陰りが見え始める。立場をわきまえ、6thマンとして開花することが出来るかが見もの。

移籍先候補:CHI、CLE、IND、LAC、NOP、PHO

 

マーキーフモリス(PHO)

モリス兄弟、マーキーフモリスとマーカスモリス

モリス兄弟としてサンズに貢献してきたが、片割れのマーカスがピストンズに移籍したことでモチベーションが低下。客観的に見るとどれだけ兄弟が好きなのかと思ってしまうが、マーカスの移籍が原因で開幕前から移籍の希望を明言していた。シーズン開幕後も本来の調子が出ず、欠場を繰り返している。

移籍先候補:CLE、NOP、SAC

 

 

ライアンアンダーソン(NOP)

ライアンアンダーソン

絶対的なエースであるアンソニーデイビスが居るというチーム状況でもベンチから得点を量産している。アウトサイドシュートが売りだが、意外とリバウンドも強い。得点能力に関してはデイビス以上かもしれない。ペリカンズには他にもエリックゴードンやアジンサなどがトレード候補だ。

移籍先候補:SAC、PHO、CLE

 

 

 

シーズン中にトレードをする目的とは

シーズン中にそれまで築いてきたチームケミストリーを壊してまでトレードを行うのには、各チーム状況によっていくつか理由がある。

 

プレーオフ進出に望みが薄く、且つ、シーズン後にFAとなるスター選手が居る場合

FA(フリーエージェント)と言っても色々な種類があるのだが、ここでは話が複雑になってしまうためFAに関する詳しい説明は省くことにする。では、どうしてFAになるスター選手をトレードする必要があるのか。

 

FAとは、チームとの契約が切れて自由の身となる状況を指す。つまり、それまでに在籍していたチーム以外とも自由に契約することが出来るようになる。仮にチームのスター選手がFAになり自チームと再契約をせずに他のチームに移籍してしまった場合、単純に戦力を失う形となる。そこで、FAでの移籍の可能性が高いということが事前にわかれば、チームはそのスター選手をトレードに出すことで、別の戦力を手に入れることが出来る。例えば伸びしろのある若手やドラフト指名権などを得ることも可能だ。

 

このようなトレードは、プレーオフ出場の望みがないような弱小チームが行うことが多い。NBA選手はNBAチャンピオンになることを第一目標に据えていることが多く、契約が切れてFAとなる場合、優勝の可能性がありそうなチームと契約する場合がほとんどだ。勿論金銭的な条件なども加味はするわけだが。

 

 

プレーオフ出場は濃厚であるが、勝ち抜くだけの戦力ではないと判断した場合

現時点でプレーオフ圏内にはいるものの、プレーオフで勝ち抜くだけの戦力は無いと判断した場合は優勝するためのラストピースを模索する場合がある。このパターンではチームのエースを張るような選手ではなく、例えばウォリアーズのイグダラのようないわゆるロールプレイヤーを獲得する場合が多い。

 

優勝を目指すチームだと見返りとして現戦力を放出することは出来ない為、ポテンシャルの高い若手や将来のドラフト指名権を放出することになるが、このようなトレードを繰り返すことはリスクも大きくなる。なぜなら、若い選手やドラフト指名権を放出してしまうと、仮にチームがうまくいかなかった時に身動きが取れずに再建がかなり難しくなってしまうからだ。

 

このようなケースは、ニューヨークニックスやロサンゼルスレイカーズのような大都市のお金があるチームに多く見られる。ファンからの「優勝」というプレッシャーが大きく、数年かけて再建するという選択肢がフロントには与えられない。

 

出場機会に恵まれないグッドプレイヤーが不満を垂れる場合

改めて言うことでもないが、バスケットボールは5人対5人で行うスポーツである。ベンチからの出場機会を含めても、チームで毎試合一定の出場時間を得ることが出来ている選手は8人ほどしかいない。その為、誰の目から見ても才能がある選手であったとしても、絶対的なエースプレーヤーが居ることで出場時間を思うように得ることが出来ないというケースが目立つ。

 

特にポイントガードとセンターの2ポジションはあまり融通が利かないポジションである為、グッドプレイヤーが埋もれてしまうというケースが多い。近年ではエリックブレッドソー(元LACクリスポールの控え)、マルチンゴルタット(元ORLドワイトハワードの控え)、レジージャクソン(元OKCラッセルウェストブルックの控え)などがその例だ。

そうなると、チームとしても移籍先を見つけざるを得ない状況となる。だが、才能ある若手はどのチームも喉から手が出るほど欲しい存在。トレードで有能な選手を獲得出来るため、それがいい方向に向かうこともある。トレード相手を見つけることも容易だ。

 

 

以上の3点がシーズン中のトレード要因として主に考えられる。他にも細かなチーム事情などがあるのは言うまでもない事である。トレードデッドラインまで残り1ヶ月。戦力図が大きく塗り替えられるほどの衝撃的なトレードをやってのけるチームが現れるのかもNBAの見所の一つである。
【2016/6/23更新】トレード確定最新情報はこちら

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